みなさん次の海外はどこにいつ行きますか?
よし、そこに行こうと決めた理由ってなんでしょうか。
そう旅するきっかけって何だろう。
TV番組で面白そうな街を見たとき?
インスタグラムで絶景を見たとき?
映画や本でその国が舞台になったものを読んだとき?
ネットサーフィンしていて誰かのブログを読んだとき?
きっかけはいろいろあると思う。
その中でも今回は本や小説をテーマに取り上げてみたい。
全てぼくが読んだものでオススメを紹介します。
目次
Asian Japanese(小林紀晴)
何度もこのブログに取り上げてる小説です。
個人的には深夜特急より好きでバックパッカーにオススメなのがこのアジアンジャパニーズです。
シリーズで1〜3まであるけど、1が傑作でそれ以外は読まなくていいです。
アジアを舞台にした本書は、そのアジアを放浪している若者にスポットを当てて、インタビューでその人たちの旅をしている背景から人生観まで掘り下げています。
登場人物すべてに共感はできないかもしれないけど、表面的じゃない真実の彼らの言葉はそこには存在している。
これからバックパッカーをしたい人はもちろん、一度バックパッカーとしてアジアを巡った旅人さん、すべての旅する人に超絶にオススメしたい本です。
1995年発行ですが、未だに多くの人に影響を与えている旅のバイブルとも言える本。
ぜひ手にとって読んでみてください。
ASIAN JAPANESE―アジアン・ジャパニーズ〈1〉 (新潮文庫)
- 作者: 小林紀晴
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 65回
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行かずに死ねるか!(石田ゆうすけ)
これも古い本です。
ぼくが2001年にイギリスで1年間身体障害者の介護ボランティア活動をしていたときに、現地の日系フリーペーパーに連載されていたのが彼の旅小説。
毎週1回フリーペーパーが発行されていて、彼のリアルな旅小説を毎週心待ちにしていた。
その後1冊の本にまとめられて出版されたのがこの「行かずに死ねるか!」です。
大手企業(この言い方好きじゃないけど)に勤めていた著者が半ばヤケ気味に世界一周に飛び出した。
自転車に乗って5大大陸を目指して。その期間はなんと7年半にも及ぶ。
これだけでもかなり壮大な旅で、そのいく先々でのトラブルや素敵な出会いがページいっぱいに散りばめられている。
意外に知られていない本みたいですが、未読の人は絶対の絶対読んでみてほしい。
人間の可能性って計り知れないです。
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
- 作者: 石田ゆうすけ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 文庫
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ワイルドソウル (垣根涼介)
南米を舞台にした長編小説です。
エンターテイメント全開でグイグイ読ませる本です。
日本政府を信じ未開のアマゾンに辿り着いたのだが、その政府の言葉が嘘でそこから地獄のような日々が始まる。
その現状を打破しようと奮闘するストーリー。打破とは犯罪に手を染めながら日本政府に復讐するというもの。
戦後日本政府のブラジル移民政策の裏に隠された1つの物語です。
信じるか信じないかはあなた次第。
かもめ食堂(群ようこ)
映画化もされた本書。ヨーロッパのフィンランドのヘルシンキが舞台の小説です。
映画では省略されている細かいエピソードも書かれていて、ほっこり優しくなれる小説です。
ぼくはフィンランドには行ったことないけど、それでもフィンランドの情景が頭に浮かぶって作者の力量のおかげですよね。
小説と映画セットで楽しめます。
映画はこちら。
ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の“世界一周”旅行記(歩りえこ)
2年間の世界一周の費用が驚きの150万円!
珍道中の連続ですが、女性ならではのトラブルが多く、今後女性で世界一周される人はこの本を参考にするとこういったトラブルは未然に防げるかと思う。
読み手を選ぶ本です。
ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の“世界一周”旅行記 (講談社文庫)
- 作者: 歩りえこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/13
- メディア: 文庫
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流学日記(岩本悠)
若い人にはとてもオススメの本。逆にある程度旅慣れた人や社会人の人が読むと鼻につく文章かもしれない。
ぼくは20代のときに読んで彼の行動力を素晴らしいと思ったし、旅している中で学ぶ姿勢というのは若者に許された特権のように感じた。
一言一言がアツい!です。
セカンドステージも面白いですよ。
こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日記セカンドステージ
- 作者: 岩本悠,ゲンキ地球NET
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
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シドニー!(村上春樹)
2000年のシドニーオリンピックの観戦記です。
村上春樹さんらしい気の効いたジョークと小気味の良い切れ味のある語り口でとても面白いです。
さらっと読めるけど軽くなく、何度読んでも飽きない文体ってとてつもない才能だと思う。
旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ(丸山ゴンザレス&世界トラベラー情報研究会)
熱狂的ファンが多い丸山ゴンザレスさんが中心になって作った本。
これは海外旅行初心者〜中級者にオススメのガイドブック的な本です。
事前に知っておくべきポイントが多数網羅されていて、これから旅する予定の人は読んで損はないです。
大好きに会いに行こう!世界のお祭り(フェス)&イベントガイド
世界で開催されているお祭りやイベントに特化した本。
絶景じゃなくお祭り&イベントです。
この中から行ってみたい場所を決めるのも1つの手ですよね。
詳細なマップ・スケジュールも記されています。
大好きに会いに行こう! 世界のお祭り(フェス)&イベントガイド
- 作者: trippiece(トリッピース)
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2014/06/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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5日間の休みで行けちゃう!美しい街・絶景の街への旅
コンセプトがはっきりしていますw
日本の会社では長い休みが取れない人が多いですが、その短い休みでも5日間あれば行ける美しい街や絶景の街を特集しています。
写真が綺麗なのでそれを見るだけでも楽しいです。
世界「誰も行かない場所」だけ紀行(嵐よういち)
普通の旅行者は行かない場所に「あえて」行ってみました的な本。
嵐よういちと聞いてピンとくる人は旅マニアだと思う。
決して行ってみたくなるような場所ではないけど(笑)、旅行者が行かない場所に行ったらどうなるか?みたいな話です。
興味ある人はどうぞー。
マネーロンダリング(橘玲)
香港が舞台の金融小説。
マネーロンダリングやタックスヘイブンの仕組みが詳しく描かれていて勉強にもなる。
香港好きな人は読んで損なし!
まとめ
個人的に好きな本を集めてみた。
ぼくは読書が趣味で飛行機の中やバスでは必ず読んでる。
だいたい日本を出発する日に空港の本屋で2冊程度買っている。
Kindleでもダウンロードするけど、手に取って読める本が好き。
旅に関係ない本や小説も好きだけど、今回は旅に関するオススメの紹介でした。
未読で今後読みたい本は
「人生で大切なことは、すべて旅が教えてくれた」 です。
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