新型コロナ(Covid-19)関連のニュースです。

まず最初に11月11日付けの変更要項がこちらなので先に参照してください。

<渡航前の準備>
(注)本アナウンスメントに記載がありませんが、当館からカンボジア保健省に確認したところ、以下の準備が必要です。
・出発の72時間前以内に居住国の保健当局などから発行された新型コロナウイルスに感染していないことを証明する健康診断書(陰性証明書)
・居住国に所在するカンボジア大使館・総領事館で発給されたビザ

<入国時及びその後の手順>
・2,000米ドルのデポジット(デポジットは、隔離期間の宿泊費、新型コロナウイルス感染検査、移動費に充当され、隔離期間終了後3日以内に残金が返金)
・FORTE Insurance Companyのウェブサイト(https://www.forteinsurance.com/covid-19-insurance/ )にて購入したCOVID-19健康保険(購入価格90米ドル、20日間有効)の提示
・保健省が指定するホテルにて14日間の隔離(宿泊費は、1泊60米ドルから75米ドル)
・隔離期間中、感染が疑われる場合及び13日目に、新型コロナウイルス感染検査の検体採取を実施(注:到着時にも新型コロナウイルス感染検査があります)
※ 隔離期間中の経費及び新型コロナウイルスの治療費を規定した6月11日付保健省アナウンスメント(https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000271.html 「防疫措置で生じる自己負担額」参照)は、引き続き有効。

【カンボジアの入国制限措置についての照会先】

※ 英語 または クメール語
カンボジア保健省   +855-77-939-598

 

6月11日以降カンボジアに到着する外国人渡航者について、カンボジア保健省はカンボジア入国時の防疫措置で生じる費用は自己負担となる旨発表しました。

 

カンボジア到着時に指定された銀行に最低$3,000をデポジットとして預け入れます。(支払いは現金またはデビットカードでの支払い)

$3,000のデポジットはインパクトありますよね…

 

デポジット以外に引き続き必要なのがこちら。

・カンボジア『入国』の72時間前以内に保健当局などから発行された新型コロナウイルスに感染していないことを証明する健康診断書を提示しなくてはならない。
・『カンボジアでの滞在期間をカバーし,なおかつ治療費の』保険金額が5万米ドル以上の保険証書を提示しなくてはならない。

 

デポジットは下記の費用に充てられます。

$3,000のデポジットの内訳
1. COVID-19の検査結果を待機センターで待つ外国人旅行者に対する業務費用
(1) 空港から待機センターへの移動費:1人5米ドル(片道)
(2) 検査費:1人1回100米ドル
(3) 政府指定待機施設に宿泊し,検査結果を待つ間の滞在費:1人1日当たり30米ドル
(4) 食費(3食分):1人1日当たり30米ドル
2. 陽性が確認された乗客と同一フライトに搭乗し,かつ陰性と判定された旅行者に対する業務費用
(1) 移動費:1人5米ドル(片道)
(2) ホテル又は隔離センターの滞在費:1人1日30米ドル
(3) 検査費:1人1回100米ドル
(4) 食費(3食分):1人1日当たり30米ドル
(5) 洗濯・清掃費:1人1日当たり15米ドル
(6) 医療スタッフ待機費:1人1日当たり6米ドル
(7) 警備費:1人1日当たり3米ドル
3. 国立病院でのCOVID-19陽性患者の治療費
(1) 移動費:1人5米ドル(片道)
(2) 検査費:1人1回100米ドル(最低4回)
(3) 入院滞在費:1人1日当たり30米ドル
(4) 治療・薬剤費:1人1日当たり150米ドル(最大)
(5) 食費(3食分):1人1日当たり30米ドル
(6) 洗濯・清掃費:1人1日当たり15米ドル
(7) 救急医療費:病院の既存の料金のとおり
(8) その他既存の病気に関する治療費:病院の既存の料金のとおり
(9) 火葬費:1人当たり1,500米ドル
4. COVID-19に関連する健康診断書の発行費用
(1) 検査費:100米ドル
(2) 健康証明書発給費:30米ドル

 

この措置が続くまではカンボジアへの観光旅行はかなり厳しいです。

なぜなら

  1. カンボジアへ入国する全ての渡航者は、入国時にフライトごとに感染検査を受け、同一フライトの全員が陰性だった場合でも、自宅やホテル等での14日間の自主隔離が求められる。
  2. 14日間の自主隔離期間中のカンボジアからの出国は認められない。

以上のことがある限り、デポジットを用意できる人がいたとしても実質観光する人は0なんじゃないでしょうか。

 

観光ではなくカンボジアでビジネスをしている人はそれでも入国はするでしょうが、以前のように「有給取ってアンコールワット観光に行こうかな」とかいう旅行は当分無理でしょうね。

 

情報に追記があればまたこちらに載せていきます。

 

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