最後の晩餐はてんぷらでお願いいたします!でお馴染みの和佐です。
てんぷら美味しいですよね。
「油・衣・素材」の3つであれほど美味しい料理が出来るって先人の知恵や工夫には頭が上がりません。
てんぷらが登場するまで、日本では油を使った料理がなかったんですよ。
よく行ってたのは京都の祇園にある八坂園堂さんです。
ランチしか行ったことないけど(高いから!)、
って、何の話やねん。
今回はぼくがなぜカンボジアで起業するようになったのか、なぜそれがゲストハウスなのかについて書いてみたいです。
漠然と海外で何か仕事してみたい人って多いと思います。
ノウハウを書くのではなく、主にマインド面にフォーカスして書いてみたいです。
以前書いたプロフィールと重複するかもしれませんが気にしないでください(笑)
大学卒業してからしばらくは日本で働く
大学卒業してから10年以上会社員として働いていた。その間いくつか転職は経験している。
新卒で入社した会社では3年勤務していたが、生まれてから同じ価値観の中でしか生活してこなかったことに不安を抱き、海外生活を経験しなくちゃという変な焦燥感を抱き、退社してすぐにイギリスへ長期滞在のために行った。
イギリスを選んだ理由
長期滞在先にイギリスを選んだ理由は2つある。
- 1.英語にコンプレックスがあった
- 2.長期で生活するのにそれほどお金がかからない
この2つだけだった。
英語に関しては興味はあったけど、構造も理解していないし、英語話すことに恐怖感があった。
それを克服したくて、英語圏での生活を選んだ。
そしてそのための長期滞在するためのVISAを探したが、当時(2001年)イギリスはワーキングホリデーがなかったため、長期のVISAだとスチューデントVISAかボランティアVISAだと1年VISAが取れることがわかった。
面白そうだと思ったのが、ボランティア活動するから最大1年VISAあげるよ、というもので、ぼくは迷わずこちらにした。
ボランティア先では少ないながらも報酬はもらえたし、住と食は提供されるため、お金もそれほどかからず1年間滞在できた。
今思えば、英語ってありきたりだし、もっと違う国で生活した方が差別化はできたと思いますが、まあ仕方ない。
後ろ振り返っても意味ないので、考えないようにしている。
1年間のイギリス生活から帰ってきて
なんと全く英語を生かす必要のない会社に入社した。
ある人からの紹介で入社した会社だったが、結局ここに10年以上勤務することになった。
ブラック企業ではなかったし、それなりに楽しく働いていたが、英語をもっと使って仕事したく、なんなら海外で働きたい想いが強くなり悶々とした毎日を過ごしていた。
そして偶然に海外で働けるチャンスをいただける会社から内定をもらい、ちょっと悩んだ末に転職した。
そこでは契約社員として8ヶ月働くことになる。
香港・インドと駐在経験もできて、海外で働くことに関して抵抗がなくなり一気に夢が広がった。
つまり、海外で働くって自分でも出来るじゃんという自信が付いたこと。
海外で働く決意から実行したこと
香港とインドでの仕事をしている間、海外勤務を本格的に考えるようになった。
最初はどこかの国の日系企業での就職を考えていた。
しかし日系企業だと日本での会社員生活と働く場所が違うだけじゃないのか、と思い自分で起業しようと心境が変化していった。
じゃあどこで何をするの?ってなったが、一番好きな国はどこだろとなったときにカンボジアが浮かんだ。
カンボジアには2003年からほぼ毎年旅行で訪れていたほど好きな国だったから。
カンボジアで起業するって何をしよう、ってなったけど、自分の好きなカンボジアのシェムリアップでは観光業が主な産業だったのでそこから考た。
シェムリアップで何ができるかを調べていくうちに、旅が好きだから宿にしょう、とまるで今日のランチはイタリアンね、みたいなノリで決めた。
それが香港で駐在していたときで、同じ同僚だった金子を誘い、契約が終わったらカンボジアで宿業しようよ、と誘っていた。
まるで、明日映画館行こうよ、みたいなノリで。
そしてなんだかんだあって、日本での契約社員の期間が満了し、金子と二人でカンボジアへ生活の拠点を移した。
当時は二人とも宿業に関しては素人だったが、見切発車でスタートして今に至る。
反省点なんて腐るほどあって、今の知識があればもっともっと良いビジネスにできたのだけど、二人ともゲストハウス開業にお金を使い切ってしまったので、今は我慢の時期になる。
幸い赤字じゃなく、黒字経営できているので、これを次のチャンスに繋げるためのタームと捉えている。
ビジネスマインド面に関して
ビジネスをスタートさせるためには徹底的なリサーチが大切と人は言う。
これには大賛成で、特にレッドオーシャンのビジネスにおいては時間をかけて考えに考えぬいたビジネスほど成功する可能性は高まる。
だから自分を反面教師にするわけだが、これから海外でビジネスをしたいって人にはリサーチには時間をかけるように伝えている。
ぼくらがやったことは思い切りの良さと、その時々の戦略と修正を重ねただけだから。
でもそれも大切なことの1つで、やっぱり思い切りの良さがなければできないと思う。
根拠のない自信というか、自分を洗脳するというか、「出来るし成功する」マインドはとても大切。その自信の裏側には、「好き」がベースになっている。
ここでは旅が好きということ。
そのベースにリサーチ力(なければ現地で起業している人に頼みましょう)とスキルをセットすれば多くの問題は取り除ける。
そして、タイミングも大切かな。
人と出会うタイミング、物件と出会うタイミング、その国の法律とビジネスがやりやすいのかのタイミング。
ぼくが考える海外起業に大切なことはこんなことかな。
継続させることで大切なのは、その時々の戦略と修正力だと思う。
自分の中では一貫した戦略というものは存在せず、ほんとうに都度の見直しで生き残れていると実感している。
PDCAじゃなくOODAループを潜在的に意識しているのかも。
明確に考えたことはないけど。
カンボジアのビジネスにおける現状の問題点
ゲストハウスの老朽化はずっと気にしていて、お金さえあればなんとかしたいけどなかなか費用がない。
ローリターンのビジネスのため、黒字が続いていても自力で次のビジネスをやる体力がないため悩んでいる。
ゲストハウスや屋台カフェでの利益なんてたかが知れているし、現状では大きな一手が打てない。
だからコンサルやPCを使ってライター業をしたりして稼いでいるけど、ぼくに家族ができてからは自分の稼ぎはそっちで使っているため、金子には迷惑をかけっぱなしでいる。
どうしましょうw
理想は誰か資金を持っている人からの提案で一緒にビジネスをすること。
それかもっともっと稼ぐこと。
カンボジアでビジネスをするのは簡単。
お金さえあれば誰でもスタート出来るから。
でもその事業を継続させるのはとても難しい。
その継続させるためのノウハウはあるから、そこをぼくたちが担当して、アイデアと資金がある人と組めたら最高なのになぁって考える。
カンボジアで起業したのはなぜか?まとめ
ゲストハウス運営は楽しい。これは間違いない。
しかし、自分たちの人生を日々アップデートするためにはもっともっと違うことに挑戦して、それを成功させなきゃ意味がない。
小さい枠で終わりたくない。
そのために得た経験がたくさんある。
それを生かすために次のチャレンジへ。
新しいことに繋げていくタイミングを待ちながら、ゲストハウスのゲストには良い思い出作りのお手伝いをしながら、日々考えながら、悩み笑いながら、誠実に生きていきたい。
ぜひカンボジアに来てうちのゲストハウスに宿泊してください!カンボジアを第2のふるさとにしてみましょう!
旅の濃い時間を一緒に作りあげたいです。
そしてカンボジアで何かやりたい人は相談に乗ってください。
出来たら一緒に何かをやりましょう。
富士箱根ゲストハウスの外国人宿泊客はなぜリピーターになるのか? 世界75カ国15万人の外国人旅行客を32年間受け入 [ 高橋正美 ]
ぼくの経営するゲストハウスは下記です。
The City Premium Guest House 【シティプレミアムゲストハウス】
お客さんもインターンも募集中です!