どうも、在宅仕事で時間があるため映画を観まくっているです。

マレーシアに住んでいますがVPNを使ってAmazonプライムビデオにお世話になっています。

サブスクを見直してNetflixは解約し、

現在はAmazonプライムSpotifyに課金してますが十分ですよね。

今回は予備知識0で選んだ

「ポエトリーエンジェル」です。

結論からいうと

ポエトリーエンジェルの良さ
・俳優陣みんな最高
・主演の岡山天音と山田真歩の存在感がエグい
・主題歌も最高
・東京03の角田晃広に爆笑
・最後しんみりと心地よい余韻のある映画

ということでむちゃくちゃ素敵な映画鑑賞となりました。

そんなに期待してない映画が自分的ヒットすることほど嬉しいものはないですよね!

では簡単にネタバレしない程度にレビューをしていきます。

ポエトリーエンジェルのあらすじ

登場人物が年齢層はバラバラのため青春群像劇にならず、

微妙な距離感で物語が進むのが良かった。

あらすじはYahoo映画から抜粋します。

妄想ばかりしている玉置勤(岡山天音)は、実家の梅農家を渋々手伝っていた。
あるとき、ふとしたことから「詩のボクシング教室」に通うことになり、
ラッパーを自称する男(芹澤興人)や根暗女(山田真歩)、
年金で生活している老人(下條アトム)などくせ者ぞろいの仲間と知り合う。
その後、高校生の丸山杏(武田玲奈)が新たに参加するが……。

ポエトリーエンジェルの俳優陣

・主人公は岡山天音
抜群のキャスティングでしたね。

彼はカッコよくはないが可愛げのある男性を見事に演じてました。

・武田玲奈

吃音の女性という難しい役でしたが素晴らしかった。

最後の方のシーンで涙する演技が自然でうまいなーって思った。

・山田真歩

この女優はカメレオン女優と呼ばれるようにちょっと変わった人物を

再現するのがとても見事で映画に深みをもたらしてくれる。

イチオシの女優さんです。

・角田晃広(東京03)

お笑いでコントをずっとやってきているように、

俳優としてもやっていけるだけの演技力があった。

一発目のポエトリーに爆笑してお腹が痛かった。

・芹澤興人

ラッパー役でしたがもうそこにいるだけで反則級の面白さ。

こんな人いないやろー、って思うけど、いやいるかも

って思わせてくれたのは芹澤興人さんのおかげ。

・下條アトム

年金生活者の役。

孫の武田玲奈へのバトンタッチは強引だったけど、

病室で彼女の声を聞く姿が涙を誘った。

・鶴見辰吾

主人公の父親役。

田舎のおっさんにしてはカッコよすぎて身体も引き締まってたけど(笑)。

でもこの人の演技力は抜きん出ている。

ただもっと映画の中では人間味のあるセリフがあっても良かったかな。

・アイアム野田(鬼ヶ島)

ポエトリー対決の審判役。

これって角田晃広(東京03)さんのバーターだよね??(笑)

でも不思議な魅力を醸し出していて映画やドラマでも活躍しそうに思えた。

ポエトリーエンジェルの感想

日本映画でこれだけ俳優陣がみんなナチュラルな演技をしていて、

かつ存在感があったのは演出の素晴らしさだと思うしキャスティングの勝利。

ぼくはどうしても一部演技力のないジャニーズやモデルで固めた映画は好きじゃなく、

敬遠してしまうがポエトリーエンジェルはそういった映画とは真逆で、

俳優陣の演技に自然と没頭できた点が良かった。

舞台も和歌山の田舎で余計な装飾もなく勝負するのは物語と俳優たちの演技だけ。

物語はちょっと甘いけど、作りはストロングスタイルな映画だった。

ポエトリー(リーディング)が題材。

このポエトリーリーディングとは、

主に詩人が自作の詩を読み上げる行為を指すが、
20世紀後半からは特にライブハウスなどの会場で詩を朗読するパフォーマンスを意味する場合が多い。
ラップミュージックにのせて詩を読むという形態もある。

Wikipediaから

この題材を通して主人公の岡山天音と武田玲奈の二人の心の変化を描いていく。

人生におけるターニングポイントって人は誰しも持っていると思うけど、

この二人にはポエトリーがそれであった。

岡山天音は自分の人生に疑問を持っていて何かを変えたいと思っている。

武田玲奈は吃音のせいで殻に閉じこもっている自分を変えたいと思っている。

どうやって変えたらいいの?

どうやったら人生好転するの?

そのためには結局自分が動いてチャレンジするしかない。

環境が変わらなくても自分の内面が変われば物事の見方も180度変わる。

それをスタートからラストにかけて描いていく。

なんだろ、SNSをひたすらスクロールして時間を消費するのも楽しいけど、

自分と向き合うのってそうじゃないよね。

考えて考えて、そして自分が動くことでしか変えられないものってあると思う。

その「考える」ことと「チャレンジする」という基礎的な行為が今のぼくらには欠けているんじゃない?

って映画が語りかけてきているように思えた。

岡山天音や武田玲奈の悩みを解決すのは自分自身。

人の悩みは想像以上に高い壁のこともあるけど、

それを他者のせいにせずに乗り越えよう。

きっとできる。いや、やらないと変わらない。

そしてやるときは全力でね。

大人が子供に見せるべきは大人げなさ」という劇中のセリフが刺さった。

主題歌はMrs. GREEN APPLE – 「soFt-dRink」

映画観終えたあとはこのミュージックビデオをどうぞ。

Mrs. GREEN APPLE の「soFt-dRink」です。

主題歌も秀逸!

まとめ

良い映画に巡り合ったときはブログを書きたくなる。

ということで映画のレビューを長々と書きました。

次はどんな映画と出会えるのだろう。

岡山天音目当てで探していこうと思う。
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ポエトリーエンジェルだけ観て解約できますよ。(Netflixでは視聴不可です)

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