旅をしているとはっきり自分にわかることがある。
この街は合う・合わない、ということ。
ぼくの場合は「合う」街が見つかればリピートする。
それがカンボジアのシェムリアップだった。
約10年前にその地を訪れて一瞬でその街の魅力の虜になった。
今まで訪れたどの街にもない、特別な感情が生まれた。
現地で知り合ったカンボジア人、街の雰囲気、そこで生きている人の生活感、どれもが素晴らしいと感じた。
それから半年後に再訪した。空港を降りてトゥクトゥクに乗ってたら自然と涙が出た。
理由はわからない。わからないけど、自分はシェムリアップに呼ばれていると思った。
毎年毎年欠かさずに再訪した。
結局数年後そこで仕事をスタートさせることになる。
旅好き=行った国の多さではない
ぼくは旅好きで旅歴が長い割に訪れた国の数は多くない。
20ヶ国くらいだと思う。
日本での社会人時代が15年あって、学生時代も含めて20年弱旅を続けてきているわりには少ない。
3ヶ月に一度は日本を飛び出していた。
結局好きになった国を訪れる旅に時間を費やしていた。
新しい国・街に行けば新しい発見があるんじゃなく、同じ土地でも見方を変えれば新しい何かを発見できる。
ぼくは今ではそう語れる。
1都市を数日滞在しただけでは見ただけ・感じただけであって、何もわからない。
(わからない、のが間違いじゃなく、もったいないなぁと思うだけです)
最近は行きたいじゃなく、違う要素がぼくをその地に運ぶ
もちろん行ってみたい国や街はたくさんあるけど、それはタイミング次第。
いろんな要素が重なって行くことが多い。
数日後にインドネシアのバリ島とギリ島に行く。
初めて。これも自分の中では優先順位が高くなかったけど、さきほど書いたいろんな要素が重なり合った結果。
偶然が重なりその地に赴き、そして気に入れば再訪を繰り返す。
ぼくの現在の旅のスタイル。
そしてタイトルにある「生まれた土地以外のふるさと」
今は2つある。
カンボジアのシェムリアップとフィリピンのボラカイ島。
ここには1年間にそれぞれ4〜5回訪れる。
それほど自分にとって大切な場所。
何度来ても新しい発見があり、新しい感動がある。
いつだってそこで驚きや幸せが感じられるなら何度だって再訪する。
そこではリピーターの特権である人と人の繋がりが生まれる。
ぼくが感じる幸せ
生きていると実感できること。
すごく抽象的なんだけど、よそ者であるぼくがそこで受け入れらていると感じたとき。
何度も同じ店に行き、そこで知り合いになって世間話をしたり、ちょっとしたことで知り合って遊んでみたり。
絶景を見て感動するんじゃなく、人と人との交じり合いで感動する。
あー、楽しかった!また来よう。
これだけでいい。
もし短期の旅で急ぎ足ばかりしている人いれば、一回立ち止まってみてほしい。
時間の許す限り、休みの許す限り、多くの国・街を駆け抜ける旅じゃなく、これだけいたら飽きるんじゃない?くらいの日数を1都市で滞在してみてほしい。
今までと違った感情が生まれる。
旅っていろんなスタイルがありどれも正解ではあるけれど、こういった旅のスタイルも参考にしてもらえたら嬉しいです。
そして、日本以外にも帰ってきてほっとするような、自分の中でいいので「ふるさと」を見つけてみませんか?
ぼくの経営するゲストハウスとブティックホテルは下記です。
The City Premium Guest House 【シティプレミアムゲストハウス】 カンボジアシェムリアップのオアシス
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どちらもよろしくお願いします。
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以上長くなりましたが、完全なゲストハウスのステマでした!w
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