ボラカイ島に1週間ほど滞在したあと、ミニバンで5時間ほどかけてイロイロ市という街までやってきた。
この街は西ビサヤ地方の政治経済の中心。
2015年にはフィリピンで住みたい街1位になっている。
教育熱が盛んでもある。
ちなみに以前もイロイロ市には来たことがあり、そのときは世界一美味しいマンゴーがあるギマラス島へ行ってみたりした。
ギマラス島 カテゴリーの記事一覧 – ノースキルでカンボジアで起業!
今回はイロイロ市に2〜3日滞在し、またボラカイ島に戻る予定。
フィリピンにはほんとに魅力的なエリアがたくさんある。
カンボジアとともにほぼ毎月訪れるフィリピン。
気候は暖かくて人は基本的に優しい。
英語もよく通じ、日々過ごしやすい。
国としては大好きな国に分類される。
そんな中でぼくの目の前にあるフィリピンの欠点が食文化。
食は一番ローカライズされたものであるから、他所者のぼくがとやかく言うのは筋違いとは分かっているけど、他の東南アジアと比較して遥かにバリエーションが少ないのと、鮮度も劣る、味も画一化されていると感じる。
マレーシアやタイの美味しい食事は滞在する楽しみの1つである。
でもフィリピンでは食事への好奇心が一気に落ちる。
各国の美味しいレストランもあるにはあるが、ローカル料理となると首を傾げざるをえない。
特に現地の人と食事に行くとなると、結局チキン?またファーストフード?みたいになる。
フィリピン料理が美味しくない理由としては、インド化が浸透しきっていなかった、宮廷文化がない、という点が挙げられている。
ただ、これだけグローバリゼーションになってきている現在、今もなお洗練されてきていないのはなぜだろうか。
ローカルの料理屋さんではほんとき期待できない。
個人的には美味しくないわけじゃないけれど、食べ飽きてしまった。
最初の方にも言ったけど、レパートリーが少ない、味が同じようなものが原因。
ぼくは日本で育ち、日本人としての舌を持ち今まで食べてきたので、やはり日本食が一番口に合う。
そして日本食が世界で一番美味しいとも思う。
どこの街に行っても1回は日本食に足を運ぶ。
フィリピンでもマニラなどは比較的日本食レストランは頑張っていると思う。
ただし、ローカライズされたエセ日本食レストランは値段もそんなに安くないし、それほど美味しくない。
それでも流行っている。フィリピン人にはそこそこウケている。
これはTOKYO JOEというお店。
名前からして「なんでやねん」と言わずにいられない。
典型的なエセ日本食屋さん。
壁には「なめ尽くせ」という謎の言葉。
コンセプトに全く日本人が関わっていないのが窺い知れる。
オーダーしたのがこちら。
Bento。天ぷらに牛肉、カニサラダ、味噌汁、ドリンクがついて295ペソ。約650円ほど。
その他のメニュー1品200円からセットメニューだと600円から。
物価からすると高い。
だけど流行る。本格的な日本食レストランはもちろんもっと高く、このエセ日本食屋さんだと半額くらいで食べられるから人気がある。
フィリピンのローカル料理だとセットでも200円くらいから食べられるから、感覚的にはやっぱり高いけど。
人口が多いのと、外食傾向が強いため、外食産業にはビジネスチャンスが転がっていると思う。
出店するエリアと価格帯、ローカルでもマネジメントできるノウハウがあれば間違いなく流行ると思う。
フィリピン人はモール好きだから、テナント料が少し高くてもショッピングモールに出店し、1食200円ちょいから食べられ、セットだと500円程度の日本食がいい。
それかメニューを絞って高価格帯にして、日本食そのままの味をフィリピンに持ち込み勝負する。
マニラで当たっているとんかつ屋さんみたいなのが良い。
とんかつセットで800円以上する。
その場合は日本人がいなくても店舗運営ができるノウハウと、フィリピン人が料理しても落ちない味を最低限守って。
イロイロ市みたいな街は資金力ある日本のファミレスが進出したらめっちゃ流行ると思う。
マニラは渋滞がひどいのと地価が高いので駐車場付きのファミレスは厳しいだろうけど。
サイゼリアさん、どうですか?w
それかモールにラーメン屋さんとして出品してみるか。
フィリピンではラーメンはとんこつ1強です。
ぼくはそんなチャンスを夢見て、マニラではない地域で日本食のスモールビジネスをしたくて動いている。
必要なのはパートナー(資金と想いをシェアできる)。
誰かやりませんか?
スモールビジネスだからリスクは少ないです。
日本食の仕事を元々していた人で海外に興味あれば連絡ください。
外食でチャンスがあるのはカンボジアじゃなく、間違いなくフィリピンです!
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