ぼくの英語との出会いはぼくが26歳の時です。
もちろん中学校時代から英語の授業はあったんだけど、ほぼ勉強していなかったし、衝撃的な出会いという意味ではとにかく26歳の時なんです。
ぼくは大学を卒業し、企業に入社し、毎日普通に働いていた。
朝から夜まで。
仕事に慣れるうちはノートとペンを片手に、仕事に慣れてからは惰性の連続で毎日を過ごしていた。
特に楽しくもない仕事を。
仕事を選ぶ基準がまったくわかっておらず、いくつか合格通知をもらったうちの1つにそれほど他社と比較せずに入社しただけだった。
当時なんてそんなもの。
自分のことが自分が一番わかっていると思っていたけど、今から考えると何もわかってないし、わかろうとも自問さえしない人間だった。
そりゃやりたい事なんて見つかるはずもなく、社会人になってからの毎日は暗黒の歴史でしかない。大げさじゃなく。
ぼくは入社してから約3年働いていた。
そして3年目を迎える数ヶ月前からぼくは仕事を辞める決断をしていた。
自分の道に納得いっていなかったから。
自分の周りの人が同じような考えで同じような遊びをし、同じような話しかしていなかったことに気づいていた。
そのとき読んだ大前研一さんの本も影響したのかもしれない。
彼はこういった。
人間が変わる方法は3つしかない。
1つ目は時間配分を変えること。
2つ目は住む場所を変えること。
3つ目は付き合う人を変えること。
ぼくは全てを変える決断をした。
簡単に言うと日本を離れ、イギリスに行った。