うちのカンボジアのゲストハウスもヤバいです。。
新型コロナ(Covid-19)による影響で世界中で様々な業界から悲鳴が上がっている。
観光業もそのうちの1つで、ぼくたちが愛情を込めて事業を営んでいるカンボジアのゲストハウスも相当厳しい局面を迎えております。
インバウンドをメインターゲットとしている宿泊業者さんは新型コロナの影響を受けて、一時休業や閉業を決定している方もたくさん出てきている。
うちみたいな資金が乏しい個人事業主であれば、体力は持って半年かなという実感があるのですが、先が見えないだけにどうすればいいのか悩む日々。
半年先に必ず観光業の客足が戻るのであれば、キャッシュを確保してその日まで耐えればいいですよね?
でも怖いのが終息時期の正解がまるで分からないということに尽きる。
個人的には年内いっぱいまで続くだろうと予想していますが、それは楽観的な予想だとも自覚しておりはっきり言って暗闇の中でコンタクトレンズを探すかのような気持ち。
では思い切って閉業すれば?みたいにも思えるが、5年以上続けた事業なので現状はそこまで思い切れない。
大きな資金があれば宿泊業を続けながらマイナーチェンジできるアイデアはありますが、その資金もないため悪あがきな抵抗をしている状態と言える。
ちなみに主な飲食や宿泊業の倒産の記事はこちら↓
【コロナ倒産】飲食、宿泊業まとめ。「点と線」で有名なあの店も
固定費の大きなお店は新型コロナの影響はひとたまりもないでしょうね。
個人事業主であれば固定費はそこまで大きくないため、今あるキャッシュや融資である程度しのげますが。
ぼくたちのゲストハウスは毎月固定費で日本円に換算して20万円ほど赤字が流れている。
どこかで決断しないと再起も図れなくなりそう。
カンボジアでの事業のため、日本からの融資もなく自分たちのお金で赤字を補填している。
自分がもし資金があるなら、こうして生き残りたいといったことはnoteに書き記した。
有料noteとして100円で販売していますので、宿泊業に興味ある方や宿泊業をしていて悩んでおる方はぜひとも購入してアイデアを共有してほしい。
どこかに事業が生き延びる術はあると思っていますが、考えれば考えるほど悲観的な予測しか立たないのが辛い。
短期で観光業界がV字回復することはどう考えてもないかと思っている。
米国内の世論調査によると72%が「ワクチンのない状態ではスポーツイベントに参加できない」と回答しているという。
コロナ禍で観戦スタイル大きく変化!?米ESPN“感染沈静後”を指摘
ワクチンができるまで通常通りの生活も極力避けるとなると、業界によっては数年スパンで事業計画の見直しが必要になる。
観光業は新型コロナの影響を甚大に被る業界だから、世間で言われているwithコロナと長く付き合う覚悟がいる。とぼくは考えている。
そしてそうなった時の宿泊施設を経営するとなると大きな舵を切って方向転換するべきだ、というのがぼくが有料noteにまとめたことになる。
たくさんの宿泊業者さんが閉業して思い入れのある物件を手放してしまうと、そこを狙った新規の個人や会社が引き継ぐことになるかもしれない。
良く言えば新陳代謝となり業界に新しい風が吹くかもしれないが、ぼくはそうはなってほしくないと強く願っている。
旅人を迎える仕事が好きで旅人の思い出作りのアシストをしているゲストハウス経営者の方にとっては、絶対に不本意な決断となるかもしれないがなんとか耐える方法はないだろうか。
しかしゲストハウス業界、バックパッカーの人たちにとっては2020年は歴史に残る年になるだろう。
その歴史が黒くなるのか、希望の光となり再生の道を歩むようになるのか。
どこに答えがあるのだろう。
頑張ろうという声は空虚に聞こえるだけだが、何か考えて行動することはあるはず。
ゲストハウス業界の人、自分なりの答えは持っていますか?
ぼくはもがきながら、強烈な向かい風ではあるけど、最後まで抵抗してみたいと思う。
ぼくの経営するゲストハウスは下記です。
The City Premium Guest House 【シティプレミアムゲストハウス】
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