どうも、こんにちは。

みなさん海外旅行してますか?

ぼくは東京で働き始めたばかりで、仕事に慣れる段階だしまだ有給もないしで国内旅行さえしておりません。

そんな近況はどうでもよくて、今回は去年シェムリアップでホテル事業に参画したHotelの闇について書いていこうと思います。

なぜ闇なのか?

最初に結論から書いておきます。

シェムリアップの日本人経営Hotelの闇

☑️裏切りの連続
☑️ホテル経営のノウハウだけパクられた
☑️違法な経営状態をしている

こちらにも参画時に契約書などをまいていない落ち度はもちろんあります。

しかし、当初掲げられた理念と真逆なアクションをしており、僕自身は完全に裏切られた想いが残っています。

読んだ方の感じ方はそれぞれですが、ちょっと納得いかないことばかりなので書き記しておきます。

シェムリアップでのHotel事業が始まったきっかけ

闇について書く前にこちらのHotelがシェムリアップでスタートしたきっかけから。

Hotelの実質のオーナーは竹田さんといいます。

この方ともう一人右腕の人がいまして、

 

この田村さんって方ですね。

竹田さんがとある掲示板でカンボジアにホテルを作りたいから仲間を募集したそうです。

その募集に田村さんが声がけしてホテル事業がスタートしたと聞いてます。

ちなみに田村さんはホテルのことやカンボジアのことは無知なのに、未だになぜ竹田さんが組んだのか分からず…

二人でスタートしたはいいが、カンボジアの商習慣も知らないし、どうやって物件を見つけ起業したらいいのかで躓いていたところ、竹田さんからぼくに相談がありました。

竹田さんは数年前から何度かFBメッセージで「カンボジアでホテルをやりたいのが夢なんです。」みたいな相談を受けていました。

ぼくはカンボジアでゲストハウスを経営していたから、ノウハウは持ってたのでいろんな人から起業相談をうけたりしていました。

竹田なんもそのうちの一人で「あー、また夢だけ語って何もしない人から相談がきた。」って感じでしたが、2022年に入り本格的にホテル事業をやる算段がついたので本気の相談でした。

何度かやりとりしていくうえで、竹田さんから「ぜひシンゴさんにもこの事業の創業メンバーに入ってほしい。シンゴさんがいてくれたら事業スピードも上がるし夢が実現するので!」と熱烈な歓迎を受け創業メンバーに入ることにした。

給料は特にないが、事業がスタートして黒字になった段階で報酬をメンバーで分ける。

この時点で契約書を交わしてなかった自分にも落ち度がある。でもまあ性善説で生きているから信じてしまうよね。夢というか事業計画を。

まずはシェムリアップのホテルを起点として今後は「東南アジアで旅人に便利で快適な施設を展開し、街道を作りたい。」をコンセプトに事業を拡大していくから力を貸してほしい、拡大したら報酬も大きくなる、という想いを伝えられていた。

Hotelの事業に参画してからのこと

僕がこのHotelの事業メンバーに入ってからの加速度はすごかった。

まずやったことは

  • 物件探し
  • カンボジアで働く人材探し
  • 協力者の紹介
  • 物件を決めたあとの交渉
  • ホテル経営のノウハウを伝える
  • 投資家を紹介する

などなど多岐に渡った。

幸いにもゲストハウス経営をしていたから、現地での協力者も何人かいてカンボジアにいなくても物事はスムーズに進んでいった。

物件探し

現地の不動産屋さんと連携し、いくつか良さそうな物件をピックアップしてもらい、現地にいる協力者に内見してから報告書をあげてもらった。

当時はコロナ過でもあり良質な物件も値ごろ感があり、立地や部屋数、雰囲気などを考慮にいれつつ最終的に今のHotelの物件に落ち着いた。

この物件は建物の老朽化に関しては懸念事項であるが、立地の良さとプールがあり、家賃やデポジットの交渉次第で成功確率が上がると自信を持っていた物件だった。

不動産屋からオーナーに家賃をこれくらいなら契約したいとメールを送り、数日後にオーナーから了承をもらった。

その旨を竹田さんに伝え、熟考の末この物件でスタートすることに決まった。

何度も何度もオーナーと交渉し、毎月の家賃も月額$800ほど下げてもらいデポジットもかなり譲歩してもらった。

この点に関しては完全にぼくが取り仕切ったこと。

カンボジアで働く人材探し

ホテル事業をするにあたり、さしあたっての問題は誰が支配人としてホテルを管理するのか。

オーナーの竹田さんはホテル経営以外で動くことが多いということもあり、日本人支配人を探すことになった。

ここでも僕経由で探した。

とりあえずカンボジアのゲストハウスで告知してみた。

その時のツイートがこちら。

 

 

 

このツイートから何人か連絡をもらい面談をした。

そして現在ホテルの支配人となっている方を採用。

もう一人プノンペン在住の女性も創業メンバーに入り、たくさんのカンボジアの最新情報をチームで共有することになった。

ゲストハウスのアカウントがなかったら人材の登用ももっと時間かかったはず。

協力者の紹介

数年間のカンボジアでの事業経験のおかげで現地で動いてくれる人もいた。

無料でやってもらうのではなく、報酬をお渡しして物件の内覧をしてもらった。

その他、会社の設立や問題点が起こったときの解決をしてくれる人なども紹介した。

竹田さんや田村さんに人脈ってあったの??ないよね。

全てやってあげた。無償で動いてるんすよね、こっちは。壮大なビジョンを信じていたから。

今ではその協力者を頼って新しいビジネスをシェムリアップで立ち上げるみたいだけどw

ホテル経営のノウハウを伝える

会社設立方法から宿泊料金の選定、どうやって集客するのか、シェムリアップにおけるホテル経営の注意点は、カンボジア人スタッフの雇用方法、OTAに載せる写真などなど。

ホテルの写真はカンボジアの会社に頼むと$1,000くらいだったから、ぼくがFBでフォトグラファーを募ればもっと安くできるよと伝えたら$200程度で見つかった。

これだけで約10万円もの節約ですよ。

竹田さんや田村さんはそんなアイデアさえなく。

今働いているスタッフも僕が以前雇っていたカンボジア人が何人も働いている。

どんだけホテルのオープン前に貢献してるんだか。それすらも忘れられている。

投資家を紹介する

そして、投資家の紹介。

最初は投資家さんがぼくらがゲストハウスを再開するために資金援助してくれるということでお話をしていた。

でも途中でなんやかんやあり、ゲストハウスの再スタートは頓挫。

そこでオーナーの竹田さんに資金援助してくれる投資家さんがいるからということで紹介した。

竹田さんの個人の資金では限界もあり、少しでもお金が集まればやれる範囲も大きくなるので結果的に良かった。

投資家さんが入り、サウナやバーを作る資金的な余裕も生まれた。

と、こんな経緯で無事にホテル事業がスタート。

初月は赤字だったが、翌月から黒字転換した。

最初の頃もぼくの個人アカウントで宿泊客を募集したら、プチインフルエンサーからDMをもらい、彼女は1ヶ月近くも宿泊してくれた。

フォロワーも8,000人以上ある人でタイにも影響力がある方。

その人やシティゲストハウスでの告知でカンボジアに興味のある人への認知速度は飛躍的に向上したはず。

シティゲストハウスのフォロワーは3300人ほどと多くはないけど、ほとんどが旅好き、カンボジア好きだったのでまあまあ影響力もあったんじゃないかな。

新しいホテルに宿泊していただいた方にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

ホテルの状況はチームスラックで共有していく

日々の売り上げや改善点などはSlackにて情報共有。

チームミーティングも週1回ほど行われていた。

創業メンバーとは別にカンボジアや東南アジアに興味ある人を、月額制のコミュニティメンバーとして集めていく。

ここに関してはぼくはノータッチ。

何人かは月額無料のお試しメンバーとして入ってもらうようになった。

コミュニティのポイントは東南アジアやカンボジアで何か事業をしたい人がいれば後押しするみたいな感じだったと思う。

たぶん、もしそういう人が現れたらお金とってコンサルしようと目論んでいたのかなとは思った。

こちらのコミュニティメンバーだけど、運営している竹田さんや田村さんが気にくわないと感じたら強制的に退会させられていた。

現地でもけっこう協力してくれていたコミュニティメンバーがいたけど、いつの間にかSlackから消えていたり。闇を感じた一歩だった。

でもウェブサイトには未だに名前が残っていたり。。

コミュニティ・会員制度

ホテルの経営は順調、でも比例して創業メンバーに対して冷遇していく

ホテルの創業メンバーを集めたときの理念である「東南アジアに街道を作り(いろんな事業を展開していく)、みんなで盛り上げ成功しよう」。

これに共感して集まったメンバー。

それぞれの得意分野を生かし、カンボジアの事業を盛り上げていく。

ホテルもおかげさまで順調な売り上げを記録していった。

現地で働いている日本人支配人やカンボジアスタッフの努力の賜物。

ぼくはその形を作ったので当初のフェーズはひと段落した。

それでも今後の展開に向けてチームミーティングでアイデアを出したり、改善点を提案したり。

しかしなぜか竹田さんや田村さんからの反応はほとんどなくなっていった。

必要な、緊急な問題点が議題に上がるとコメントするが、それ以外での話題や意見にはほぼスルーするようになる。

この辺でぼくは薄々感じていった。

創業メンバーのこれからの役割をなくして居場所を失うようにさせていくんじゃないのか。

ホテルは黒字になり、新しいビジネスをやるにしても自分たち二人でやれば他のメンバーに報酬も渡さなくてすむ。

つまり、事業が無事にスタートした時点で用済みになったわけ。

竹田さんや田村さんの考えでは、カンボジアの事業のステップも理解したし、現地での協力者も確保している(おれの人脈なんですけど)。

だから今後は自分たち二人だけでなんでもできるやん、と考えたはず。

そして時は訪れた

2023年に入り数ヶ月そんな状況は続いた。

ミーティングも週1あったのが、2023年からはほぼなくなった。あっても月1とか。

Slackでの竹田さん、田村さんのスルーは続きコミュニティも全く盛り上がらなくなる。

ぼくがいくら何かボールを投げかけても返ってくることはなかった。

2023年の4月に急遽チームミーティングが行われた。

その場で竹田さんからチームは解散することにした。

理由はメンバーの方向性がバラバラになった。自分だけ資金を出してリスクを取っている現状は良くない、みたいな話し方だった。

そもそも創業メンバーを集めたのは起業資金を分担させるのではなく、お金以外での尽力を期待していたはずだった。

だからこそみんな時間を割いて協力していったのに。

竹田さん、田村さんからの通告は創業メンバーには今までの労力として一律$800を渡す、そして今後は自分たちだけで事業展開をしていく、ということだった。

いやいや、いきなりそんなこと言われても。

俺事業スタートからむちゃくちゃサポートしたよ。他の誰よりも。

俺の人脈も自分の懐に入れて、カンボジア情報も手に入れて、何からなにまでお世話になってポイ捨てですか。

しかも$800は5月にみんなに支払うってことを言ってたけど、自分何ももらってませんからw

他のメンバーにインセンティブの名目で支払ったみたいだけど、自分何ももらってませんから(2回目)。

お金もらったら納得するわけじゃないけどね。

今まで散々協力してくれた人たち。

ホテル事業の理念に共感してくれた人たち。

そういったメンバーに数ヶ月ぶりのミーティングでチームを解散します、ってw

恩を仇で返すってこのことやん。

もうお前らは用済みだから、これからは自分たちでやる。やり方もわかったし、人脈も手に入れたしな、ってことでしょ。

違法な経営状態をしている

このような終わり方を迎えたホテル事業ですが、違法経営をしていることにも触れておきたい。

 

 

 

 

 

 

簡単に言えば売り上げの申告を過少報告して税金を支払う額を抑えてるってこと。

また観光ビザで入国し日本人を働かせていた。今はビザ取ってるはずだけど。

こういうやり方で押し通している人がカンボジアビジネスを語ってるんですよね。

当初はスタッフも最低賃金以下で働かせていたんじゃなかったかな。

あと、カンボジア人スタッフにNSSFカードは発行してます?

カンボジアに想い入れもないし、滞在歴もないのにコンサル事業?

最後にどうしても触れておきたいのがこちら。

田村さんについて。

彼はカンボジアでホテル事業に参画するまで、カンボジアに来たこともなかったし、カンボジアについて何も知らなかった。

そしてホテル事業が立ち上がってもウェブサイトをちょろっと作ったり(おれの写真いつまで使ってるんや。削除せーよ)、Slackでのチームミーティングに参加してカンボジアの情報を吸い上げていた。

0からカンボジアで事業をスタートさせたノウハウをそのまま運用し、現在ではコンサルまがいのこともやってる。

100歩譲ってコンサルするのはいい。でもその出処はおれが共有した情報ややり方、人脈をそのまま使ってるよね?

カンボジアにしっかり根ざしてその国の習慣や文化を知り、どんなリスクがあってどんなチャンスがあるのか。

たった数週間滞在しただけでわかるもんなの?不思議。

そんで、こうなるということはぼくは今年の1月から予想していた。

 

 

仲の良い友人にチーム内で不穏な動きをしているって報告していた。

この予想図通りになってるわけ。

おそらくいろんな人にカンボジアのホテルの実績は自分の手柄だと話しているだろう。

だから自分に相談してくれたら海外起業を成功に導けるよ、って。

(こっちから言わせると何もしてないやんって思う。)

今はスパを開業準備中とのこと。おれが使って懇意にしていた不動産屋や協力してくれたカンボジア人を使い物件を探しているみたい。

そしてオーナーの竹田さんは設立当初は「チームはフラットな組織だからみんな何でも意見出し合って良い案を採用しつつ事業を進めていこう。」なーんて語っていた。

それが俺が出資者だから俺に最終決定権があるのに、フラットなのをいいことに何でも言ってくる人がいて不快と最後のミーティングで言い放った。

自分たちだけでホテルをここまで大きくしたって思ってるんだろうか。。やばすぎる。

ぼくも当初はチームが大きくなるために最大限に情報やノウハウを還元して協力した。

しかし、今年に入って明らかに幹部二人の動き言動が怪しく感じていた。そして予想は当たった。

最後のミーティングが終わったあとにぼくがSlackに残したコメントは偽らざる気持ちです。

このコメントを残したあとすぐにSlackからキックアウトさせられました。

まとめ

以上がぼくの感じた闇と経緯です。

読んだ人の受け取り方は様々だと思うし、ぼくにも失敗した参画だったことは認めます。

彼らが創業メンバーを集めたときの理念はどこにいったんでしょうか?

どれだけの人が共感して動いてくれたんでしょうか。

これからの事業は自分たちだけでやれるからやる。

だってメンバーの役割は何もないでしょ?って言うんでしょ。

チームが盛り上がらず方向性がバラバラだから存続の意味はないって言うんでしょ。

でもそういう枠組みを作るのは「幹部」と自分たちが名乗っているあなたたちの役割だと思う。

事業のステップがわかったし、(奪った)人脈もあるから二人だけのが美味しいよね、って考えなんですよね。

ぼくがどれだけカンボジアに思い入れがあり、どうれだけ協力したのか。

あっさりと解散です、$800渡すね、ですか。まあもらってもないけど。

人の善意を踏みにじり、カンボジアで事業ですか。

そのわりに二人ともシェムリアップに滞在してないよね。

物件の契約にはぼくもカンボジアに行きました。

竹田さんが渡航費と滞在費を支払ってくれたのは感謝してます。(自分の協力した時間の2.5日分の報酬は0でしたけど)

そのときに田村さんはカンボジア初渡航でしたよね。

でも夜に飲んでいたくらいで何かしたの?シェムリアップの街の状況とか見てました?

そんな人が今はカンボジア事業のコンサルですか。

素晴らしいですわ。

ホテル事業が好きで、カンボジアが好きなんですか?

そんな想いは全く感じられなかったけど。

チームを解散するならそれ相応の順序があるはずです。

やり方がくそ汚いから怒ってる。

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