こんにちは@shingowasaです。
オールドレンズの紹介記事になります。
今回はズームオールドレンズ「Ai-S Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5」です。
単焦点レンズ好きのぼくが初めて購入したズームがこのオールドレンズになります。
どんなレンズなのか、作例と共に紹介していきます。
Ai-S Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5
Nikoの製品情報より画像をお借りしました。
発売当時の希望小売価格は82,000円ですが、そこは難ありの中古オールドレンズでしてカメラのキタムラにて4,000円ほどで購入しました。
店頭で試めし撮りしたときはわからなかったんですが、撮影したあとによく見るとレンズのリア部分(後玉)にホコリがあり黒い斑点が目立ってしまいました。
そこが残念でしたが、改めて感じたのはズームって便利だなぁという当たり前の感想です(笑)。
ホコリが目立つズームレンズは常用レンズにはできませんが、たまに持ち出して遊ぶくらいにはできるかな。
あとは、このズームの面白い特徴としてマクロ機構により焦点距離28mmの時に0.23m(最大撮影倍率1/3.4)までの近接撮影も可能なんです。
広角側でしかこのマクロ撮影はできませんが、1つ特徴があると作画も広がりますからね。
NikonのレンズをSONYのミラーレス一眼レフに取り付ける場合は、下記のマウントアダプターを購入しておきましょう。
Nikkor 28-85mmを持って浅草へ。作例あり。
錦糸町のユニクロでラウンドミニショルダーバッグを買い、そこから40分ほど歩いて浅草を目指しました。
けっこうな距離はあるけど、健康のため時間があるときは歩いてます。
では実際にこのズームレンズの作例を見てもらいましょう。
Raw撮影の編集なし撮って出しにしてます。
スカイツリーの3枚ですが、ズームにしたときに空やスカイツリーの柱にホコリが特に影響しているのはわかるでしょうか。3枚目がわかりやすいです。
作品としては良くないですが、こればかりは難ありのレンズの宿命なので仕方ないです。
これからはオールドレンズを買うときは「クモリに関しては妥協するけど、ホコリの多いレンズは避けよう」と思いました。
とりあえず作例を続けますね。
個人的には写りはあっさりして印象は強くないと感じます。ヌケが良くないというか。
ブレているのはマニュアルフォーカスのスキルが足りない自分の腕のなさなのですみません…
Ai-S Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5はマクロ撮影もできる
このズームレンズのユニークな点はなんとマクロ撮影が可能なんです。
やり方は
- このボタンを押しながらMマークにするだけ
- Mマークになると焦点距離は28mm固定になる
広角側でのマクロ撮影にはなりますが、この機能は面白いですよね。
個人的にはマクロは標準以上、理想は中望遠がしっくりくると思うけど。
実際に28mmのマクロで撮影した写真はこちらになります。
実はマクロで花を撮影したのは人生初です。
そのため構図もよくわかっておらず、とりあえずこのレンズのマクロってどんなもんやろ?
って感じで撮影しました。しかも都内の一通りのそこそこある道路沿いで適当に撮影しました(笑)。
この写真はホコリがあまり目立ってませんよね。
一応、標準ズームレンズでありながらマクロの場合はかなり寄れます。最短撮影距離は23cmです。
まとめ
旅先でいろんな場面で写真を撮りたい、カフェでフードやドリンクを大きく写したい、ってなるとこのレンズ1本だけでもいいくらいです。(自分は絶対単焦点レンズと広角35mmか24mmの2本体制にしますけど)
良かった点は
☑️ズームレンズはなにかと便利
☑️マクロ機能がある
悪かった点は
☑️ヌケが良く無い
☑️レンズが明るくない
☑️想像よりホコリが気になった
といったところでしょうか。
F値に関しては購入時にわかっていますが、夜景や暗いレストラン、カフェだと厳しい気がします。
次にズームを買うなら大三元か小三元はマストで、絶対に新し目のレンズを買います。
あくまでもオールドレンズのズームですので、遊び感覚で持ち出して撮影するのが良さそうです。
安いズームレンズを探しているなら一度手にとってみてはどうでしょうか。