カンボジアでゲストハウスを経営している和佐です。
仕事柄よく世界一周をしている人と話しをしたり、また自分自身旅先で出会う旅人とそういう話しをしたりする機会があります。
頑張ってお金を貯めて、世界を見ようと飛び出す勇気は素晴らしいと思います。
ぼくも時間とお金があったらもっと世界を見てみたいけど、家族がいて(フィリピンに)なかなか時間がないのと、家族を養うため(毎月7万円送金している)お金もそんなにないので旅ができていません。
(と、言った割に旅はしている方ですけど)
旅、バックパッカー、世界一周という3つのキーワードを持つ旅人たちの多くに共通するのが、オリジナルのテーマがないなぁっていうことです。
いろんな国に行ってやることは「観光地巡り」です。
世界を見たい=観光地って違和感あります。
別に悪くないとも思うのですが(他人事だし)、でも個人的には「もったいない」です。
だってそれってみんなが辿っている旅だからです。
独自のテーマ(コンセプト)を持って旅している人がけっこう少ないです。
それってスタンプラリーになってませんか?と思うことあります。
めっちゃ上から目線でごめんなさい。
今度会ったらグーパンチで殴ってくださいw
ぼくが伝えたいことはせっかく壮大な旅をするのだから、もっとオリジナリティーを持った旅にすればいいのになと。
そうすれば多くの世界一周した人たちが得た経験とは違ったものが得られるチャンスだからです。
人から同じような話しを聞いて面白いですか?
人と同じような旅して自分色出せますか?
自分の言葉で自分の旅を語ってみませんか?と思います。
そこで個人的にこんなテーマ(コンセプト)で旅すると面白そう、応援したい!について書いてみたいです。
やってみたい旅のテーマがこちら
目次
カウチサーフィン縛りの旅
カウチサーフィンは知っているでしょうか?
今はけっこう認知度高いから知っている人多いかもしれないけど、一応説明しときます!
カウチサーフィン(The CouchSurfing Project) は、インターネット上の無料国際 ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。英語の『カウチ』(couch)、日本語で言うソファーとサーフィンを併せた名称である。CSともいう。 海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。コミュニティーの軸にしたウエブサイトにて、プロフィール、身分確認制度、メンバー同士の評価等により、世界各地のメンバー間で連絡を取り相談の上で宿泊が決まる。
Wikipediaより
つまり、旅先で宿泊場所を探している旅人と、その場所を無料で提供してもよいと思っている現地の人とを結びつけるコミュニティーです。
宿泊場所がホテルじゃなく、現地の人の家やアパートなので暮しているように滞在できます。
また無料のためお金の節約にもなります。
世界一周ではカウチサーフィン縛りの旅をすることによって、はっきりとした目的が生まれ、長い旅疲れによる飽きがこないというメリットが出ます(たぶんw)。
次行く先の街のカウチサーフィンを見つけ、そこに出かける。
そして滞在中はその先のカウチサーフィンを見つける。
といった感じでカウチサーフィンの数珠つなぎをします。
現地の人と嫌でも交流できるので、その街をよりよく知れるチャンスもあるし、めっちゃ気が合えば一生の友人が出来るかもしれません。
デメリットは、特に女性の一人旅だと怖い思いをするかもしれないことです。
Workaway縛りの旅
これも最近人気のコミュニティーです。
すごく簡単に言えば、労働力を提供するかわりに、宿泊場所を提供してもらうものです。
場所によっては3食付きます。
外国人は労働ビザがないと労働してもお金はもらえません。
報酬が発生すると違法になるので、雇用主・労働者がwin-winになるにはボランティアみたいな形に落ち着くのです(賛否両論ありますけど)。
先ほど紹介したカウチサーフィンだとこっちが一方的にwinのことがありますが、このWorkawayはどちらもある程度納得した形になるかと思います。
カウチサーフィンだとさすがに何泊もするのは良心が痛みますが、このWorkawayだと労働しているんだぞ、だから住む、とまあまあ強気に出れますw
ゲストハウスやホステルの登録もあるので、海外の宿業を経験してみたい人にもオススメです。
ヨーロッパの人はこのWorkawayで東南アジアを旅している人にけっこう出会います。
お金を節約したいと言うよりは、何でも経験したいと思っている人が多いためだと思います。
Workaway縛りで世界一周してみましょう!
SNSを使って旅先で会う約束をする。会えるまで次の街に行けない。
テーマ長いww
これはツイッターやインスタグラム、またはブログをしていたらその読者でもいいですが、必ずそこの街で会う人を見つけるというものです。
そしてそれを外国人縛りにしたら、かなーり面白いかもしれません。
日本人だけじゃ知れない価値観にも触れることができるし、例えば自分の趣味からフィルターをかけて会う人を選ぶことによって、会った瞬間に仲良くなれるかもしれません。
SNSのほとんどはオンタイムでの発信なので、見つけやすいと思います。
宿レビューが悪いホテルに泊まる旅
このテーマは自分自身を鍛錬するものですw
目的はネガティブなものではないです。
世界にはたくさん宿がありますが、例えばBooking.comのレビューで6以下の宿のみしか宿泊しない、みたいな縛りです。
人は良い環境に慣れてしまうと、それ以下の環境では過ごしたくないと思うようになります。
そこをあえて、あえてなかなかキツい環境を前向きに楽しむ旅をすることによって、新しいモノの見方を養うのが目的です。
しかも自らそのような環境に飛び込むことによって、その旅話では絶対に人より面白いストーリーができると思います。
成功例より失敗例のストーリーの方が時として魅力的に映ります。
そして改善点をオーナーに伝えてその宿がより良い宿になれば最高ですよね。
うちのシティプレミアムゲストハウスの改善点もいつでも伝えてください!
その街の人にインタビューをする旅
このあたりから抽象的なテーマになってきましたw
これはその街で必ず誰かをインタビューする縛りです。
インタビューはテンプレートにしておけば、各国の人の比較ができて面白いかもしれません。
語学ができなくても今はGoogle翻訳の精度も上がってるのでなんとかなるはずです!(他人事かい)
帰国後はまとめて電子書籍にも簡単にできますし、よろしいのではないでしょうか。
日本の魅力を伝える旅
もっと抽象的になりました。
ほんとに今度会ったら殴ってください。
これは日本の魅力を現地の人に伝える旅です。
世界一周前に日本で日本の良さがわかるメイキングビデオなどを編集しておき、それを旅先でいろんな人に見せる旅です。
あまり長いと見てくれないので3分以下とかがいいですね。
ぼくの好きな動画がこちらです。(有名なやつです)
こういう動画を作って見せて日本の良さを伝えるのって素敵だと思います。
まとめ
もちろんテーマを持って旅している人もたくさんいます。
世界一周のテーマの情報が満載!|TABIPPO.NET [タビッポ]
でもそれ以上に観光地巡りの世界一周をする人が多いのも事実です。
テーマのある旅の方が旅の価値があると言いたいわけじゃなく、人と違うことの方が人より語れることが多くて人間の幅をより広げてくれると思っています。
観光地巡りもいいけど、スタンプラリーもいいいけど、何か目的を持ってそれにアプローチすることによって、得られる経験値はより大きいかなと言いたいのです。
目的→チャレンジ→結果→その物語(しかも自分だけの)を旅を通して得られるのはなかなか素晴らしくないでしょうか。
そういう旅をすることを出発前に発信し資金の調達(実際にクラウドファンディング)している人もいますし、また旅の様子を発信しながらファンを増やす人もいます。
ぼくも面白い旅だなと思えば応援(支援)したいので、こういう旅してますよ、こんな旅しますよ、などがあれば連絡くださいね!
個人的には「有名どころの絶景の旅」はお腹いっぱいです。
海外出発前に集中して英語を鍛えるにはネイティヴキャンプがおすすめです。
月額5,500円でレッスン受け放題はここだけです。
ぼくの経営するゲストハウスは下記です。
The City Premium Guest House 【シティプレミアムゲストハウス】
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