マレーシアのクアラルンプールはアジア周遊する人にとっては聖地と1つである。
エアアジアをベースに多くのLCCがクアラルンプール国際空港に乗り入れていて、数時間だけのトランジットを含めたくさんの旅人が足を運んでいる。
しかし、旅人にとってクアラルンプールは魅力のある都市かと言えば、なかなか同意できないのが本音。
観光名所がそれほど多くなく、立ち寄ったとしても1日、2日だけしか滞在していないって人をよく聞く。
東南アジアの大都市のわりに安宿のクオリティはお世辞にも良いとは言えない。
個人的にも魅力のある安宿はそれほどあるわけじゃないし、ましてや日本人宿で名前が挙がるゲストハウスはない。
そんな中で「日本人宿 ゲストハウス」でググるとサブマリンゲストハウスを目にする。
シェムリアップでゲストハウスをやっているものとしては、重い腰をあげて予約をして飛び込んでみた。
サブマリンゲストハウス Submarine Guest House
まずクアラルンプールにはサブマリンゲストハウスは2つある。
①サブマリンゲストハウスセントラルマーケット
②サブマリンゲストハウスチャイナタウン
どちらもオーナーは同じ。つまり系列店になる。
各ホテル予約サイトでは軒並みセントラルマーケットの方が評価は高い。
それでいて値段はほぼほぼ同じのため、セントラルマーケットの方をオススメしたい。
しかしぼくが宿泊したのはチャイナタウンの方だった。(理由は後ほど)
サブマリンゲストハウスにチェックイン
立地は電車のパサールスニ駅(Pasar Seni)からどちらのゲストハウスも徒歩数分。
若干チャイナタウンのサブマリンゲストハウスが駅から近い。
とりあえず、予約したサブマリンゲストハウスセントラルマーケットまで歩く。

ドアに呼びベルがあり、そこを押してドアを開けてもらう。

階段のみなので重い荷物の場合は大変だけど、受付の3階まで登っていきましょう。
そして受付で名前を言ってチェックインをした。

するとスタッフが予約メールをチェックしておらず、本日は満室のため系列のチャイナタウンのゲストハウスに移ってほしいと言ってきた。
うーん、ゴネても仕方ないし、ベッドがないなら移動するしかない。
せっかく評価高い方のゲストハウスを予約したのに。
ということで、チェックインできずにチャイナタウンのゲストハウスに移動した。
事前にレビューを確認していて、実際にこういう移動のケースはあるとは把握していたけど、まさかほんとうに自分もなるとは。
あらためてチャイナタウンのサブマリンゲストハウスにチェックイン
2つのゲストハウスはそれほど離れていない。
歩いても3分ほど。
ぼくは荷物はトートバッグのみだったので楽チン。


今度は無事にチェックイン
当たり前だけど、こちらのゲストハウスでようやくチェックインを済ませて一安心。
個室/ドミトリーの混合でぼくは4人ベッドのエアコン付きドミトリーを予約していた。
東南アジアではケチってファンのみの部屋で宿泊すると死ぬほど辛いので、ぜひエアコン付きの部屋で寝てくださいね。

サブマリンゲストハウスの共有スペースの紹介

大きめの机が2つと椅子は8脚あった。
ちょっと少ないですよね。

サブマリンゲストハウスのシャワー・トイレの水回りはどう?
物件自体がかなり古いため、設備はかなり貧弱。
水回りも昨今のモダンなゲストハウスやホステルと比較するとレベルは数段落ちる。
ホットシャワーは出る。
サブマリンゲストハウスのドミトリー1泊の値段は?
時期にもよりますが、ぼくが予約したときは1泊500円ほどでした。
クアラルンプールの宿としては最安価格帯です。
安いので多くは望まず、立地と価格を考えるとまずます良いのはないでしょうか。(清潔感より安さ重視の人には)
チャイナタウンよりセントラルマーケットをおすすめするので、リンクはセントラルマーケットのゲストハウスを貼っておきます。
レビューや価格は下記↓
クアラルンプールのチャイナタウン周辺エリア
観光名所の1つであるチャイナタウンまで歩い1分の好立地。
お土産や食事などチャイナタウンですべて完結します。
夕方からより活気付くので、午前中は静かです。
そしてぼくが気に入ったお店がこちら。

家族経営の食堂を見つけて雰囲気良さそうなので入ってみた。


朝食としてオーダーしたのが麺です。


麺にコーヒーシェイクは相性良くなかったですが(笑)、どちらも美味しくいただきました。

去年の10月オープンです。
お店宣伝してね、も言われましたが、ほんとに美味しくてオススメです。
パサールスニ駅の目の前なので、チャイナタウンに行かれたらぜひとも立ち寄ってほしいお店です。
そのほかにも入ってないけど良さげなカフェもありました。


15RMくらいからのメニューです。
なぜサブマリンゲストハウスに日本人が集まるのか?
あくまでも憶測しかないですが、いくつか理由は挙げられます。
①価格が安くバックパッカー向け
②立地が良い
③日本人/ゲストハウスでググると記事が上位にくる
④地球の歩き方に載ってる
⑤ホテル予約サイトで日本語レビューが多い
このあたりが理由だと思う。
だからもしこれらのカテゴリーで上位表示を獲得できたら、日本人バックパッカーに人気の宿を作れる気がする。(もちろん甘くはないけど)
サブマリンゲストハウスのまとめ
東南アジアの人気都市では日本人をターゲットにした宿は競争が厳しいですが、クアラルンプールは穴場の1つと感じている。
現在のトレンドを見ると、ゲストに魅力を感じてもらうのに価格も大切だがそれ以上に
☑︎綺麗でオシャレ
☑︎利便性に優れている
☑︎交流しやすい
☑︎情報発信を継続している
☑︎ゲストにしっかり寄り添う
をカバーできればチャンスはある。
マレーシアでの起業のハードルはもしかしたら高いかもしれないけれど、これから海外で宿経営したい方はクアラルンプールも候補の1つとして頭に入れておいてほしい。
そしてそのためには多くのバラエティーに富む宿に泊まり、自分のアイデアを固めていく。
オリジナリティ要素を出来るだけ盛り込み、ハード面で勝負するのかソフト面で勝負するのか、その両方なのか(資金はかかる)の方向性を決めていく。
きっと東南アジアで求められている側面と日本国内で求められている側面はイコールではないはずなので、そこに切り込めて行動に移せる人だと面白い海外ビジネスが宿泊業です。
関連記事:
ぼくの経営するゲストハウスは下記です。
The City Premium Guest House 【シティプレミアムゲストハウス】
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