日本人のとってここ数年でカンボジアへの旅はすごく身近になっている感覚がある。TVでの露出も多いし、カンボジアを支援する団体が増えたせいもある。きっかけは人それぞれだけど、それによって実際にカンボジアを訪れていろいろ感じてほしい。

 

今回はカンボジアを「知る」きっかけになるものを紹介したい。

向井理さん主演の「僕たちは世界を変えることができない」 

内容紹介

向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝 話題のキャストで贈る大ヒット作。
2005年当時医大生だった葉田甲太は、カンボジアに小学校を建てるために募金プロジェクトを立ち上げた。08年に自費出版された彼の体験記は、
”みんなが笑顔になると自分も幸せだ”と気付いた大学生の真っすぐな気持ちが書かれ、それが読者の心にストレートに届いて、ネットなどで大反響を呼んだ話題作。

文庫本はこちら。 

これ面白いですー!人は1人では生きていけないということをズバリと表現していて、特に同じ大学生が観ると「何かをしたい」というきっかけを与えてくれます。カンボジアが気になってる人は一度チェックしてみては?

 

それともう1つ強烈に紹介したい小説がある。

内容紹介

カンボジアに派遣され、そのまま行方不明になった自衛官。彼はなぜ、妻子を捨ててまでこの地に留まることを選んだのか。足跡を追う同僚が直面したのは、人身売買、汚職がはびこる腐敗しきった社会だった――。政府に抗い新たな村の建設を目指す元クメール・ルージュ大尉。独力で学校建設を進める日本人。彼らの闘いを通し、カンボジアの昏き深淵を覗く冒険巨編。第22回日本冒険小説協会大賞受賞作。
 
これあんまり知られていない小説です。でもね、もうむちゃくちゃ面白い。「僕たちは世界を変えることができない」が明の作品だとしたら、この「夢は荒れ地を」は暗の作品です。小説として重厚なテーマを扱っていながら、極上なエンターテイメントに仕上がっている。「カンボジア好きなんです」って言ってる人でこれを読んでいない人がいたら信じられない。だからこれだけは絶対読んでほしい。読んだあとで一緒にこの小説について語り合いましょう。
 
この本も胸が締め付けられる本です。 

【著者略歴】山本/敏晴
1965年生まれ。宮城県仙台市出身。医師・医学博士・写真家。12歳の時、南アフリカ共和国の人種差別問題を目の当たりにして以来、70カ国以上に及ぶ国々を訪問、様々な国際協力団体に所属し、医師として写真家として活動している。2003年、自らの団体、「世界共通の教科書を作る会」を創設。2004年団体名を「宇宙船地球号Earth the Spaceship(ETS)」に変更。「本当に意味のある国際協力」を常に求め続け自ら最前線でそれを実行している。 

これだけでも山本さんの素晴らしさを感じられますよね!

 

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