こんにちはマレーシア国内転職はかなり大変ですよ、の@shingowasaです。
マレーシアで転職するためにやるべきことはたくさんあります。
転職先とのやりとりであれば、その会社が「次これやってねー。終わったら次はこれだよー。」みたいに指示があるのであまり迷わないんです。
ですが自分でやることの1つで面倒なのがタックスクリアランス(tax clearance)というモンスターがいます。
マレーシアでは働くときに就労ビザが必要で、そのビザは雇用する会社が用意するんですよね。
会社が自分のスポンサーになってビザをくれるみたいなイメージです。
だから現在働いている会社を離れる際には、
その会社からビザキャンセルをしてもらって新しい会社からビザを用意してもらうという流れなんですよ。
新しくビザをもらうためにはタックスクリアランスをやるんですけど、これが先ほど言ったようにモンスターでありましてなかなか流れがわかりづらいです。
簡単だろうって思っていたら用意する書類もなかなかあるため、これから知りたい人もいると思うのでその流れを実体験を基に書いていきます。
目次
タックスクリアランス(Tax Clearance)で用意するもの
最初何を用意するか全くわからず、
とりあえず税務署にパスポートと以前勤務していた会社EA form(Income Tax)をプリントアウトして持っていきました。
っていうか、今年の4月に一度タックスクリアランスをやっていたのですが、手順なんてすっかり忘れていました。みんなもそうでしょう?笑
税務署に着き担当の人に持参した書類を見せて、
「新しい会社にうつるのでタックスクリアランスをしたい。何が必要ですか?」
と大谷も真っ青のどストレートな質問をしました。
クアラルンプールの税務署の人はいつも親身になってくれるので甘えちゃうんですが、結局必要な書類は以下のものになります。
- CP22Aレター
- パスポートの全ページコピー(白黒可)
- パスポート原本
- EA form
- Tax Borneレター
- BE form
- NR51
と以上の大量のものになります(焦…)。
CP22Aレター
CP22Aとは会社発行の雇用終了のレターのことです。
もしマレーシアを離れる場合はCP21レターになるようです。
ぼくは国内転職で出国をしないためCP22Aレターを前所属会社から発行してもらうことになります。
HRに連絡してもらいましょう。
パスポートの全ページコピー(白黒可)・パスポート原本
これはそのままの意味で簡単ですよね。
パパっと白黒コピーしておきましょう。
ぼくはいつもミッドバレーのカメラ屋さんでコピーしてもらってます。
PDFをプリントアウトしてもらったりよくお世話になっている場所です⭐️
EA form
EA formとは会社から社員に発行される、前年度の所得情報です。
会社によって違うかもですが、ぼくは退職までに会社のポータルサイトからEA formをダウンロードしてプリントアウトしておきました。
わからなければHRに聞きましょう。
Tax Borneレター
Tax borneレターってよくわかりませんがこれも前会社から発行してもらう書類です。
税務署の用紙によると、
Official letter from employer and/or copy of employment contract for verification of tax borne by employer.
となっています。
HRにてもらいましょう。
BE form
そしてBE formです。
BEやらEAやら馴染みがないと混同しますよね。
EA Formをもとに作成する所得税の申告書のことです。
こちらは税務署で直接もらいました。
NR51
最後がNR51、また出た横文字!当たり前だけど(笑)。
このNR51とはパスポート上のスタンプをもとに出入国の記録をまとめた用紙です。
マレーシアに出国していたらその用紙に記入していきます。
これも税務署でもらいました。
記入がめんどうくせーって思いますが、必要書類なので頑張りましょう。
パスポートを確認しながら記入ってすっごく疲れるので(スタンプがページ順に押されているとも限らないため)、よく旅行する人は手帳に記録を残しておくとスムーズです⭐️
マレーシア国内転職時のタックスクリアランスについて。まとめ
以上が国内転職をするときのタックスクリアランスに必要なものになります。
日本だと会社経営や個人事業主でない限り、
確定申告は馴染みがないし関係ないって思われますがマレーシアでは会社員が必ずやることの1つになっています。
難しいけどほっておくと大きな問題になるため、出来るだけなるはやでやっておきましょう。
ぼくはなるはや問題を引き延ばすスキルだけはあるので、もう苦労しっぱなしです。
会社を退職するなら、このタックスクリアランスに関する書類も早めにHRと連携して揃えておくべきです。
そして時間に余裕を持って税務署でタックスクリアランスを行いましょう!
個人的には雇用契約終了前の退職はよほどの理由がない限りおすすめしません。
理由は、次の会社での雇用までのタイムラグがあり収入がない期間が発生するのと、場合によっては会社から契約前の離職にはペナルティを課すところもあります。
またそれ以外の理由としてやるべきことが通常より多く複雑だからってのもあります。
それでもなんらかの理由で退職を前倒しして次に進む人は頑張りましょう!
ぼくもそのうちの1人ですしね。
一応漏れがないように書いてますが、もし記入ミスがあれば指摘してください。
追加で都度修正していきます(^_^)
↓新しい会社からPDFで書類が送られてきて、サインするとき困ったことありませんか?